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「少しずつ」、「変化をつけて」「続ける」のが試行錯誤
「少しずつ」、「変化をつけて」「続ける」のが試行錯誤
2006年7月12日
日々のスケジュールを考える時、私たちは無意識に仕事の分量を計っていることに気づきます。
予定した仕事の量が多すぎれば、それに圧倒されてやる気も失せてしまいがちですが、逆に少なすぎると油断してしまい、余裕をもって終えられると思っていた分量さえこなせないこともあります。
そこで自分にとって適正な仕事量、つまり自分のやる気をそがない程度のチャレンジの余地がある分量を目指すわけです。そのためには試行錯誤が欠かせません。
例えば、
1.10個の仕事を予定に組み込んで始める
2.フタを開けてみると予定のうち8個しか終わらなかった
という予定と実績を振り返る時、以下のような反省と対策が考えられます。
・最初から予定を8個にすべきだった(多すぎた)
・消化率を見込んで予定を13個にすべきだった(少なすぎた)
・そもそも今日10個すべて終えるべきだったかを考える(優先順が混乱した)
大切なことは自分の経験の中から対策を引き出すことです。世の中には「こうすればうまくいく」という方法論がたくさんありますが、それらは「その方法論の提唱者の経験上うまくいく」ということであり、必ずしも自分にも当てはまるとは限らないからです。
それゆえ、自分の足もと、すなわち自分が手を動かして手に入れた実績を振り返り、やり方を少しずつ変えながら試し続ける、という一見遠回りに見える方法が実は一番の近道だと思うのです。
そのようにして体得した方法論が、たとえ人にはうまく伝えられないものであったとしても、自分で実践してうまくいくのであれば使い続ければよいのです。
「うまくいくこと」と「なぜうまくいくかを論理的に説明できること」との関係は、名選手と名コーチの違いに似ています。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20060711/106063/