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買い物とことんサポート 百貨店コンシェルジュ人気

2009 - 01/31 [Sat] - 00:00

買い物とことんサポート 百貨店コンシェルジュ人気

1月31日
産経新聞

 ■複数ブランドを一緒に/就活メークも/季節ごとの提案

 「お買い物を、とことんお手伝いします」。大阪の百貨店で、衣服のコーディネートを中心にきめ細かく買い物をサポートする「コンシェルジュ」が評判だ。景気後退で百貨店の売り上げは低迷しているが、「じっくり品定めしてよい物を買いたい」との消費者心理は強い。豊富なブランド情報と商品知識を駆使するコンシェルジュによる百貨店ならではのサービスの充実で集客力回復を狙う。

 「コンシェルジュ(concierge)」はフランス語で「アパルトマン(共同住宅)の管理人」の意味。ホテルでは、宿泊者の求めに応じるサービス係を指す。百貨店でも最近、買い物を幅広くサポートするスタッフの名称として使われ始めた。

 「定番しかないとあきらめかけたが、かわいいピンクのドレスが見つかった」。大丸梅田店(大阪市北区)で29日、結婚式の2次会用に個性的なドレスを探していた30代の女性。同店のコンシェルジュである「ファッションナビゲーター」のサポートで希望通りの品物が購入した。

 「ファッションナビゲーター」は平成19年にスタート。女性スタッフ5人が専任で担当し、複数のブランドを一緒に見て歩き、好みに合う商品を探す。6階のデスクで無料で受け付けるほか電話予約も可能。依頼者の95%が女性で月約200件の依頼があるという。

 スタッフの能田美香さんは「いろいろなブランドをみて回りたいのが女性の心理。『納得のいく買い物ができる』とリピーターも増えている」という。

 在阪百貨店で「コンシェルジュ」を、いち早く取り入れたのは高島屋大阪店(同市中央区)。平成14年、販売員1人を「ローズアテンダント」に任命し、婦人服売り場の案内を始めた。17年からは「全館コンシェルジュ」としてサービスを拡大。現在は8人のスタッフがおり、就職活動に臨む女性にスーツからバッグ、メークまで提案することもある。

 阪急百貨店梅田本店(同市北区)では、昨年2月オープンした紳士服専門館「メンズ館」で、会員制の「パーソナルショッピングサービス」を導入。「おしゃれしたいが、一人では自信がない」という男性でも、年会費3000円で季節ごとのファッションのアドバイスを受けられる。

 スタッフは7人で、本店の紳士服売り場を10年以上経験したベテランも多い。「自分好みのスタイルを見つけることができるので、計画的に買い物に来るお客さんが増えている」とスタッフの原田郁子さん。会員数は順調に伸び、約600人に達しているという。

 不況でスーパーや専門店では消費者の低価格志向が進むが、百貨店コンシェルジュは「楽しい買い物をしたい」という欲求に積極的に応えることで、顧客の評価を高めている。

産経新聞:1月31日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090131-00000113-san-ind

テレワークが実現するワーク・ライフ・バランス

2008 - 12/23 [Tue] - 20:00

テレワークが実現するワーク・ライフ・バランス
2008/12/22
business-i.jp

 ■コミュニケーションの充実でスタイル確立へ

 〈テレワークとは〉

 情報通信技術が発展し、遠距離でも仕事に支障がなくなりつつある現代、「テレワーク」という勤労形態が増加している。このテレワークは、IT(情報技術)を有効に利用し、自宅や遠隔地で仕事を行う労働形態のことで、現代のさまざまな社会問題に対する有効な手段として注目を集めている。

 〈テレワーク従事者の増加〉

 テレワークの従事者は年々増加しており、ある資料によると2005年時点では約614万人。02年時点の約408万人と比べて206万人増加している。

 また、都市問題や少子化問題の有効的な解消策のひとつとして国も注力しており、03年7月にIT戦略本部が策定した「e−JAPAN戦略II」では、10年までに日本の労働人口の約2割、1400万人を目標にしている。

 〈テレワーク従事者のメリット〉

 まず第一に、在宅で仕事を行えることが挙げられる。これにより、仕事と、家事・育児・介護などの両立が可能となる。さらに、通勤時間がなくなるため、時間の有効な活用が可能となり、ワーク・ライフ・バランスの実現が促進される。また、地方の労働者でも、都市の企業への就業が可能となるため、地方の過疎化を減少し地域活性化の期待も高い。

 〈採用企業のメリット・デメリット〉

 企業は、社員の移動交通費、消耗品、雇用スペースなどをカットすることが可能となり、コストを大幅に削減することが可能となる。

 さらに、従業員の移動による交通渋滞などによる環境負荷を軽減するため、CSR活動としても有効に機能する。また、遠方の有能な人材の確保、用途に合った人材の雇用などが可能となり、企業の成長への大きな寄与が期待できる。

 しかし、テレワークにもデメリットは存在する。なかでも、コミュニケーション不足による仕事のトラブルや人間関係構築の困難さなどは、大きな問題として認識されている。また、テレワークには、オフィスと同等の作業レベルを維持できるITインフラが求められる。とくにメール、電話などのコミュニケーションツールは欠かせない。

 人間は視覚で9割の情報を判断するという研究もあり、文字、声ベースだけのコミュニケーションでは、認識に齟齬が発生する確率が高くなる。そこで今、新しいコミュニケーションの形として、ビジュアルコミュニケーションに注目が集まっている。

 〈テレワークとビジュアルコミュニケーション〉

 ビジュアルコミュニケーションとは情報通信技術を利用し、映像、音声、データ(資料)などをリアルタイムにやり取りするコミュニケーション技術で、すでに多種多様な業界でWeb会議やWebセミナー、Webカウンセリング、面談/面接、研修などで利用が急拡大している。

 このビジュアルコミュニケーションツールを有効に利用することで、電話やメールなどの単調なコミュニケーションでは不足していた部分を補うことが可能となり、実際のオフィスで作業しているレベルと遜色(そんしよく)のないテレワークの実現が可能になる。

 〈新たな仕事の形「テレワーク」と、新たなコミュニケーションの形「ビジュアルコミュニケーション」〉

 今後、テレワークというスタイルは一般化していき、新たな職のスタイルとして確立されていくことだろう。その中で、さまざまなコミュニケーションが求められていくことは、想像に難くない。

 ビジュアルコミュニケーションは、新たなコミュニケーションの形としてテレワーカーと企業をつなぎ、さらなる業界の発展に大きな役割を担うはずである。

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200812220059a.nwc

和菓子復権へ伝統を前面に 「暖簾」のカタログギフト人気

2008 - 12/23 [Tue] - 20:00

和菓子復権へ伝統を前面に 「暖簾」のカタログギフト人気
2008/12/22
business-i.jp

 パティシエやショコラティエ人気の高まりで、高級洋菓子ブームが起こるなか、和菓子の復権を目指した動きも活発化している。洋菓子に比べて地味、古いというマイナスイメージを逆手に、伝統や重厚感を全面に押しだし、ギフト需要の掘り起こしに力を入れ始めている。

 ◆東京の名店ずらり

 製糖大手、岡常製糖の子会社である暖簾(のれん)(東京都中央区)が2006年6月から販売している和菓子のカタログギフト「和心伝心」の売れ行きが好調だ。08年度上期の販売数量は、前年同期比70%増の1600セットと急伸。年間では70.9%増の4000セットの販売を目標にしている。

 和心伝心の仕組みは一般的なカタログギフトと同様で、贈り主があらかじめ料金を支払ってカタログを購入し、受け取った人が好みの商品を選んで注文する。カタログは「なごみ」(5460円)、「こころ」(4410円)、「つたえ」(3360円)の3種類で、それぞれ価格に見合った商品が選べるようになっている。

 最大の特徴は、ようかんで有名なとらや(港区)やカステラの銀座文明堂(中央区)など、東京の名店がずらりと顔をそろえている点だ。

 04年に開店した雅庵(目黒区)やどらやき専門店、神馬屋(練馬区)など、百貨店などでは購入できない隠れた名店も加わり、現在では都内の21店舗の味を、日本全国で楽しめる。

 ◆法人需要が増加

 和心伝心に対するニーズの中心は、年配者への贈り物だ。年配者に何を贈ればいいか分からないという若年層や、快気祝いに年配者同士が贈り合うといったケースが多い。これに加え、最近では法人による購入が増加しているという。

 暖簾営業部の藤江将弘部長は「地方への出張の手土産や、得意先への季節のあいさつに用いられる場合が多い」と説明する。カタログはスーツの内ポケットに入る大きさに設定されているため、荷物の多い出張時にも贈る相手をわずらわせずに手渡せるといったスマートさも魅力。「地方では食べられない東京の和菓子が選べる」(藤江部長)のも、東京みやげとして地方へ持参される人気の理由だ。

 とはいえ、自宅で和菓子を楽しむだけでなく、実際に店舗を訪れてほしいというのが和菓子店の本音。そのため、カタログを1店舗につき1枚に設定。表面にはギフトの内容を記載し、裏面には店の歴史や名前の由来などをまとめた。店舗にカタログを持参すると粗品をプレゼントする仕組みも導入した。カタログを通じて利用者を店舗にも誘導しよう、というわけだ。

 存在感では洋菓子におされがちな和菓子だが、2007年の菓子生産数量では、和生菓子の小売り金額は前年比3.5%増の5117億円。菓子全体に占める割合は16%とトップを守り続けている。2位の洋生菓子とは依然として、1.4%の差がある。

 全国和菓子協会の薮光生専務理事は「和菓子は製法や素材によって、味が異なり、個性が強く、地域の名店といわれる味が守られている」ため、市場規模が確保されていると説明する。

 現在は都内の店舗のみが名を連ねる和心伝心だが、藤江部長は「将来的には京都や金沢など和菓子の名所といわれる地域の名店を集めたカタログギフトを作りたい」と意気込む。個性豊かな各地の和菓子を全国で楽しめる日も近いかもしれない。

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200812220031a.nwc

山口智子さんのブランド「山笑う」 コラボ続々

2008 - 11/23 [Sun] - 00:00

山口智子さんのブランド「山笑う」 コラボ続々

 伊藤忠商事が、女優の山口智子さん(44)プロデュースによるブランド「山笑(やまわら)う」の商品拡充に力を入れている。2007年春夏シーズン以降、通販大手の千趣会との婦人衣料、ニッコー(石川県白山市)との陶磁器に続き、09年春夏シーズンから競馬の武豊騎手(39)らが利用する日本唯一の馬具メーカー、ソメスサドル(北海道砂川市)と組んでバッグや革小物の販売を始める。

 ≪「和」の良さ世界に発信≫

 「山笑う」とは正岡子規の俳句にも登場する春の季語。日本の四季や風土、伝統や職人技を大切にしたいという山口さんの熱意が込められているという。

 約150のブランドビジネスを手掛ける伊藤忠商事のブランドマーケティング第4課、加賀見(かがみ)紀行氏は「山口さんの監修により、日本の『和』の良さを世界へ発信していく。エコ、オーガニックにもこだわる。これから育てていくブランドだ」と説明する。

 ≪男性も使えるアイテム≫

 ソメスサドルと新たに共同開発したバッグ・革小物類は、上質な革素材を活用し、女性だけでなく、男性でも使えるアイテムに仕上がった。バッグは3万〜6万円、革小物(ポーチ、マルチケースなど)は8000円から。

「山笑う」の初年度(07年度)の売上高は衣料だけで3億〜4億円。今後はタオル製品・寝具など住関連製品の有力メーカーと手を組むことも検討し、09年度には売上高30億円を目標にしている。

                   ◇

 ≪山口智子インタビュー≫

 ■「日本の素晴らしさ、すごさを伝えたい」

 −−2007年春夏から「山笑う」ブランドを立ち上げた理由は

 「自分が40歳を過ぎ、海外の美術番組取材で、日本の素晴らしさ、すごさに気づくチャンスが立て続けにあった。ゴッホらがあこがれていたのは日本の浮世絵。日本の美的センスと同時に職人技に彼らはひかれていたのではないかな、と思う。そんな西洋美術を通じ、いかに自分が日本の面白い部分を知らずに生きてきたか、気づいた。私は何ができるか。たまたま(伊藤忠商事などと)ご縁があり、日本の良い物を世の中に残していくことが私にできることかな、と思った。まず、職人さんを訪ね歩くことから始めた」

 −−製品開発で職人と議論する場面もあったと聞いている

 「職人さんはリスペクト(尊敬)すべき存在。私の希望に対して常に毎回、想像した何十倍もの形で返ってくる。人生をささげる形で、この値段でいいの? という適正価格で仕上げてくださる。だから、私も妥協しては失礼になると思い、コミュニケーションしている。芸能活動も職人さんの仕事も、みんなが力を合わせ、みんなが喜び、笑いを増やすのが大事なんだと改めて感じた」

 −−モノ作りに強い思い入れがある

 「私たちの日常生活では西洋的なものがあふれ、日本の知恵、美しさがあまりにも生活に結びついてこない。それは寂しいなと思い、『山笑う』で日本を面白がっている。私はブランドもののバッグを買う際、これまで生き物から命をいただいている感覚が全くなかった。でも、食べ物と同じように、衣料や革製品も自然と結びついている。その命を無駄にはしたくない。責任を持って、美しく命を使わせていただく、という気持ちをもった」

 −−「山笑う」を手にした人にどう使ってもらいたいのか

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/081122/biz0811221226003-n1.htm

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20代に「ビール離れ」 メーカー危機感 嗜好分析、新商品

2008 - 08/09 [Sat] - 00:00

20代に「ビール離れ」 メーカー危機感 嗜好分析、新商品

FujiSankei Business i.
2008/8/8

会社帰りに百貨店屋上のビアガーデンでジョッキをもって乾杯する女性会社員のグループ。嗜好の多様化が進み、「とりあえずビール」という注文が少なくなっているという=東京都中央区の銀座松坂屋

 ■疲れていたのでアイスにした ネイルやるから酔いたくない

 ビール各社が20代を中心とする若年層向け戦略を強化している。キリンビールはライフスタイルの変化に即した新商品を投入、アサヒビールは若者の価値観を探る新たな取り組みを始める。背景にあるのは「ビール離れ」(キリン)への危機感。少子高齢化で国内市場が縮小する中、若者の取り込みが喫緊の課題となっている。

 キリンが1997年に行った調査では、20代男女の55・8%が最も好きな酒にビール類を選択。しかし、10年後の07年には39・6%に低下し、「夜はネイルなどをやりたいので酔いたくない」「ビールを買おうとしたが疲れていたのでアイスにした」など飲酒自体への関心も低落傾向。「酒になじむ機会が減り、さまざまな趣味や楽しみの中で酒は劣位にある」(同社)状況だ。

 ≪つまみは甘い菓子≫

 さらに、08年6月の調査では、350ミリリットル1缶を飲むのに30分程度かけたり、甘い菓子をつまみにするなど新たな飲用スタイルも浮かび上がった。このため同社は9月に、低刺激の第3のビール「スムース」を投入。「ビール離れはメーカーから新しい提案がないことも一因」として、若者の生活習慣を念頭に発想した。

 また、アサヒビールは8月から特定非営利活動法人(NPO法人)と共同で、20〜30代を中心とした約30人による「ビール醸造ゼミ」を開講。若者が集まる「渋谷」をイメージした地ビール作りを通じ、若年層の嗜好(しこう)やビール観を探るのが狙いだ。10月にはジンジャー(しょうが)エキスを配合した発泡酒「ジンジャードラフト」も発売し、「酒のエントリー層への情報発信」(同社)を強化する方針。

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200808080053a.nwc

安く手軽に“涼” 熱冷ましシートなど節約志向で人気

2008 - 08/09 [Sat] - 00:00

安く手軽に“涼” 熱冷ましシートなど節約志向で人気

FujiSankei Business i.
2008/8/6

 気温がぐんぐん上昇し、値上げラッシュで物価もどんどん上昇するなか、本来は風邪をひいたときに使う熱冷ましシートなど、安上がりな暑さ対策グッズが売れている。地球温暖化防止に加え、電気代節約のため、オフィスや家庭の冷房温度も高めに設定されていることも人気の背景にある。消費者は知恵と工夫を凝らし暑さ対策と生活防衛に懸命だ。

 「就寝時や仕事の休憩時などに、暑さを和らげるために使われているようだ」

 小林製薬が販売している風邪の発熱を抑える「熱さまシート」(実勢価格12枚入り、598円)は、7月の売り上げが前年同月比75%増と大幅に伸びた。水を含んだジェルシートをおでこなどにはると、熱を吸収して放熱する仕組み。これまでも暑さ対策に使う人はいたが、この夏の好調ぶりに、担当者も驚きを隠さない。

 衣類に汗が染み込むのを防ぐ同社の女性向け「あせワキパット」(同20枚入り、598円)も40%増の売れ行き。「クリーニング代の節約につながる」というメリットを打ち出し売り場展開したことが、消費者の節約志向を刺激した。

 マンダムの制汗シート「ギャツビー フェイシャル ペーパー」は、7月の売り上げが前年同期比で2・3倍にも達した。なかでも内容枚数を増やした「徳用」(42枚入り、定価525円)が好調という。

 外出先でも顔をぬぐいサッパリとできることが人気を呼んでおり、同社では「オフィスの冷房温度が上がり、営業担当者が訪問先で使うなどの需要が生まれている。徳用が好調なのは、日常的に使う人が増えているためでは」と話している。

 東京では4日に今夏最高タイとなる34・5度を記録するなど猛暑となっており、暑さ対策グッズの売り上げも、まだまだうなぎ上りで増えそうだ。

 生活必需品の日用品でも原材料費の高騰で値上げが相次いでおり、4〜6月の市場全体の売上高は値上げ分以上に落ち込み、前年同期比1%減とマイナスになった。安上がりなグッズの人気も、消費者の節約志向の裏返しでもある。

 6月に洗濯洗剤「アタック」の容量を減らし実質値上げに踏み切った花王の尾崎元規社長は「市場は厳しい環境にあるが、詰め替え用商品などの生活防衛型消費は今後も伸びる」と予想する。

 第一生命経済研究所の永浜利広・主席エコノミストは「家計は今年の前半に節約志向に入った」と指摘。その一方で、「何でもかんでも節約するのではなく、環境や省エネといったキーワードで家電が売れるなど、新たな需要も生まれている」と分析している。

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200808060018a.nwc

花王が売り場づくり提案 小売店向けフェア

2008 - 07/13 [Sun] - 00:00

花王が売り場づくり提案 小売店向けフェア

FujiSankei Business i.
2008/7/10

 花王は9日、ドラッグストアなどの小売業者を対象に、花王製品で店頭の売り場づくりを提案する展示会「花王コラボレーションフェア2008」を東京都港区の「ザ・プリンス パークタワー東京」で開催した=写真。「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策」や「共働き家庭」などをキーワードに販売を伸ばすための売り場づくりを提案した。

 会場内にはヘアケア製品、男性化粧品、洗剤、食品などカテゴリー別に提案ブースが設けられたほか、最新の研究開発成果や調査結果を報告するセミナーも開かれた。メタボ対策のブースでは、飲料や植物油、食品をレシピと一緒に陳列するなどモデルとなる売り場を紹介した。10日も開催し、2日間で約1000人が訪れる見込み。

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200807100084a.nwc

資生堂、化粧品営業でノルマ撤廃

2008 - 06/07 [Sat] - 00:00

資生堂、化粧品営業でノルマ撤廃

 資生堂は化粧品の営業担当社員の売り上げノルマを撤廃する。今秋の人事考課から売上高による評価をやめ、顧客の再来店率など顧客満足度で評価する方式に変える。化粧品の国内市場は低迷しており、成長持続にはノルマによる拡販より、顧客に繰り返し商品を購入してもらう仕組み作りが必要と判断した。人口減や所得の伸び鈍化で市場が縮むなか、成果主義を修正し、会社の利益と社員の士気を両立させる試みが広がりそうだ。

 対象は販売子会社の資生堂販売(東京・港)でスーパーや化粧品店向けの営業を担当する部長以下の約1000人。支社長や支店長などは除く。

http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/top/index.cfm?i=2008060509888b1

MRSフォーサイトのご案内

2008 - 05/31 [Sat] - 00:00

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    リサーチ&マーケティングに強い 【 MRSフォーサイト 】


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    改良・テストマーケティング・販促評価など>、事業評価・需要性調査、流通・
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    など、各種の調査を承っております。
 ★ 大規模「リサーチ・モニター(全国:約100万人)」 を活用した調査を
    リーズナブルにご提供しています。
    *B to C : 食品・化粧品・嗜好品・日用品・車・電子機器・クレジットサービスなど
    *B to B : 建機・部品・トラック・業務用機器/用品・事業所サービスなど
    *その他 : 行政サービス評価・業務改善・施設リニューアルなど

 ★ お客様・顧客の「声」「ニ−ズ」「不満点」を的確に把握して、最適な情報分析・
    解析を行いかつ市場に適したマーケティング施策を策定・実行することで
    はじめて業務力アップ・組織力向上に繋がります。
    業績・利益向上に繋がった 【事例】 をご紹介しています。


 ◆ リサーチ・コンサルティングも承っております。
    (調査の企画設計から実施、集計・解析、分析などのアドバイス、サポート)
 ◆ 調査の企画・設計(調査票作成・方法)、集計解析、分析レポート/
    報告書作成等
部分的な業務も承っております。
 ◆ 調査の規模や業種を問わず(消費財・産業財)受託しています。
 ◆ ご予算等のご相談も承ります。予算内でベストなリサーチ提案(カスタマイズが
    自由にできます) をいたします。
 ◆ リサーチ結果の実務的な有効活用として、マーケティング戦略立案、アクション・
    プランの策定、またディレクションまで
を様々な面でサポートいたします。

 ★ 事業運営上の問題点や課題の整理・明確化など、そして、その解決施策の
    策定と実行・評価(対策)のことは、弊社にお任せください。


 ** 詳細の情報、お問い合わせ・ご相談は下記HPよりお願い致します。**

 MRSフォーサイトまでご用命ください。

   http://homepage2.nifty.com/mrsf/

オンラインショッピング、「やっぱりやめた」理由のトップは「配送料」

2008 - 05/30 [Fri] - 00:00

オンラインショッピング、「やっぱりやめた」理由のトップは「配送料」

米PayPalの調査によると、配送料や手数料などで購買総額が予想以上に高くなったことを理由にオンラインショッピングを中断する人が多い。

2008年05月29日

 オンラインショッピングを途中で断念する理由で最も多いのは「配送料の高さ」――米eBay傘下のPayPalは5月28日、このような調査結果を発表した。調査は、オンラインショッピングを中断したことのある米国の消費者を対象に、調査会社の米comScoreと共同で行った。

 43%が「高い配送料」を理由に、カートに商品を入れたにもかかわらず、支払い手続きまで至らなかったと回答。手数料などにより、「商品購入コスト総額が予想よりも高かった」ことを理由に挙げた人も36%に達する。このほか、「ほかのWebサイトと比較してから購買したかった」(27%)、「カスタマーサポートと連絡が取れなかった」(16%)、「ユーザーネームやパスワードを忘れた」(14%)などの理由が挙がっている。

 決済関連での理由を挙げる人も多く、「好きな決済方法が選べなかった」との回答が5人に1人。また「手元に財布がなかった」との回答も21%に達している。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/29/news019.html

変容を遂げる電子マネーのポイントサービス

2008 - 05/29 [Thu] - 00:00

変容を遂げる電子マネーのポイントサービス

2008年05月27日

ポイントサービスが大変容!
 昨年から、電子マネーをカードチャージする際のポイントサービスを縮小する動きが出てきています。貸金業法改正による、カード会社のキャッシングやローン収入の縮小などが原因とも言われています。その一方で、電子マネーやカード間で、新たな提携関係を結ぶ動きが加速化。ポイントをめぐる、電子マネーの新潮流を見ていきます。

Edyチャージのポイント付与が縮小
 昨年より相次いだのは、電子マネー「Edy」のクレジットチャージへのポイント付与廃止。2007年12月よりJCB、08年4月よりクレディセゾン、さらに2008年の5月請求分から三井住友カードなどでEdyチャージのポイント付与が廃止となっています。とくに、「ANA VISAカード」や「ANA JCBカード」などのEdyチャージでポイント(マイル)を獲得していた「陸マイラー」にとっては、マイル積算チャンスが激減する結果となりました。

「Edy」と「ヤマダポイント」が連携
 一方で、「Edy」 と他ポイントとの提携が加速化しています。
 この5月に発表されたのがヤマダ電機の「ヤマダポイント」との提携。全国74000店舗、約5000サイトのインターネット上のEdy加盟店での支払いに「Edy」を利用すると、「ヤマダポイント」を貯めることができます。貯めたポイントは1ポイント1円として、ヤマダ電機での買い物に利用できます。サービス開始時期は今年の8月を予定しています。

「Edy」利用で「Tポイント」も貯まる
 また、今年秋には「Edy」と「Tポイント」との提携もスタートします。「Tポイント」とは、TSUTAYAほか、提携するコンビニやレストランなど幅広い店舗で貯められ、利用できるポイント。会員数は2716万人(2008年3月時点)にのぼります。その「Tポイント」が、「ヤマダポイント」と同様、Edy加盟店の利用で貯められるようになります。
 具体的には、携帯アプリケーションソフト「Tポイントアプリ(仮称)」をおサイフケータイにダウンロードし、携帯でEdy決済をすると、「Tポイント」が貯まるケータイ向けのサービスとなります。
「Edy」としては、幅広いユーザーを抱える「Tポイント」との連携で、Tポイント会員のEdy利用増を狙いたいところです。

「Suica」の相互利用や提携が拡大
「Edy」と競合する「Suica」に関しても、モバイルSuicaのクレジットチャージをポイント付与対象外とする動きが出ています。
 その一方で、「Suica」はJALやビックカメラとの提携カードを出すなど、利用エリアを駅外に拡大中。他JR各社との相互利用が進行しているのも注目です。携帯で電車に乗れるモバイルSuicaに登録し、JR東海の「エクスプレス・カード」会員になれば、東北新幹線ほか東海道新幹線にもモバイルSuicaで乗車でき、割引も適用されるようになっています。

電子マネーの動きがカード選びを左右する
 電子マネーの利用シーンが増加するに従って、電子マネーの動きがクレジットカード選びの重要なポイントとなりつつあります。今後、カード、ポイントと電子マネーの提携やポイント付与率がどう変化していくか。カードのおトク度や利便性を比較する意味で、要注目です。

http://money.jp.msn.com/loan/columns/columnarticle.aspx?ac=fp2008052700&cc=07&nt=07

宮崎駿監督がアイデア 「竜馬」旅館完成 広島・鞆の浦

2008 - 05/28 [Wed] - 00:00

宮崎駿監督がアイデア 「竜馬」旅館完成 広島・鞆の浦

FujiSankei Business i.
2008/5/28

 幕末の志士、坂本竜馬ゆかりの町家を改修、アニメ映画監督の宮崎駿さんが設計図のデッサンを描いた旅館「御舟宿いろは」が瀬戸内海の景勝地、広島県福山市の鞆の浦に完成=写真。6月から営業を始めることになり、27日、関係者らが記念行事を行った。

 1867年に竜馬率いる海援隊が乗り組んだ「いろは丸」が紀州藩の軍艦と衝突した際、賠償交渉に使われたとされる「旧魚屋萬蔵宅」。地元のNPO法人(特定非営利活動法人)「鞆まちづくり工房」が荒れた建物を買収、再生を計画した。

 2005年、鞆の浦に2カ月間滞在した宮崎さんがこれに興味を抱き、アドバイス。石造りの大きな風呂やカラフルなステンドグラスを窓にはめ込むなど、宮崎さんのアイデアが随所に生かされた。

 いろりや交渉の舞台となった部屋を1階に再現、2階の客室3つで営業する。

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200805280056a.nwc



<発泡酒>4社とも糖質ゼロ商品好調 メタボ対策で追い風?

2008 - 05/27 [Tue] - 00:00

<発泡酒>4社とも糖質ゼロ商品好調 メタボ対策で追い風?

5月26日
毎日新聞

 ビール類売り場に糖質ゼロをうたう発泡酒がずらりと並ぶ。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策で特定健診・保健指導が始まった今春、ビールメーカー4社の新商品が出そろった。発泡酒の出荷量のほぼ半分を糖質カット商品が占める勢いで、健康志向の追い風を受け定番化しそうだ。

 低カロリーの「機能系」「健康系」と呼ばれるビール類は90年代以降、繰り返し発売されてきた。だが、アルコール度数や味わいが「軽い」などの理由で消費は伸び悩み、定着しなかった。

 01年にサントリーがカロリー50%カットの発泡酒「ダイエット生」を発売したころから、健康系の人気がじわり上昇。04年に第3のビールが誕生し、価格面での魅力が低下した発泡酒では、健康志向の付加価値がある商品に人気が集まるようになった。昨年、アサヒビールが業界初の糖質ゼロの「スタイルフリー」(発泡酒)を発売すると、当初計画の1.4倍の830万ケース(大瓶20本換算)を売り上げた。

 キリンビールも今年2月に糖質ゼロ発泡酒「麒麟ZERO(キリンゼロ)」を発売。アルコール分3%の軽さが特徴で、「水代わりに飲める軽い飲み口が好評」(広報担当者)。年間計画を1.5倍の600万ケースに上方修正した。

 3月には、サントリーが発泡酒「ゼロナマ」を、サッポロビールは「軽さだけでなく味にこだわる」ことを強調して糖質カットビール「ビアファイン」を発売。今年1〜3月の発泡酒出荷量に占める糖質カット商品の割合は46.5%に達した。さらに4月にもサッポロは糖質ゼロ発泡酒「ビバライフ」を投入している。

 メーカーには「5月の企業の健康診断で需要が増えるのでは」との計算もあるが、「目新しさで売れているだけで、一気に膨らんだ市場自体がメタボ状態。勝ち残れるのは一部」と冷静な声も聞かれる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080526-00000070-mai-bus_all

「食事代替」市場 「固形」人気 若い女性熱視線 液状→噛む食感へ

2008 - 05/27 [Tue] - 00:00

「食事代替」市場 「固形」人気 若い女性熱視線 液状→噛む食感へ

FujiSankei Business i.
2008/5/26

 食品各社が“ダイエット需要”を狙って相次いで商品化している「食事代替」市場で、固形タイプの人気が急上昇中だ。若い女性を中心に、ダイエット中でも噛んで味わう“食べ応え感”や“腹持ちの良さ”を求める声が高まっているためだ。従来の液状タイプに代わって、ダイエット食の主役の座に躍り出ようとしている。

 キリンホールディングス傘下の健康食品メーカー、キリンヤクルトネクストステージは、「リエータシリアルバー」(1本入り120円程度)を3月末に発売。1本(14グラム)につき50キロカロリーとライバル商品の半分以下に抑える一方、ビタミンや食物繊維など女性に必要とされる40種類の栄養素を配合したのが特徴だ。

 発売後1カ月足らずで年間売り上げ目標の半分の1億円を達成。このため目標を2・5倍の5億円に引き上げ、製造委託先の生産能力も約2倍に高めさせた。同社は「6倍増も視野に入れて、生産能力を確保している」と鼻息が荒い。

 アサヒビール子会社のアサヒフードアンドヘルスケアも3月、栄養バランス食品「バランスアップ」ブランドに朝食向けのビスケット「バランスアップ SOYクリスプ」(30グラム×6袋入り341円)を発売し、品ぞろえを強化した。固形タイプ商品の合計売上高は前年比20億円増の130億円を見込む。

 江崎グリコは2月末に、「スライスデリ」を発売。甘い商品が大半を占めるなか、ハムやチーズの味にすることで、食事らしさを追求したという。

 固形タイプで6割以上のシェアを占める大塚製薬も4月に「ソイジョイ」にストロベリー味を投入し、迎え撃つ構えだ。今年はソイジョイで、前年比50億円増の200億円の売り上げを見込んでいる。

 民間シンクタンクの富士経済によると、通常の食事に置き換えることでカロリーの摂取を抑える「食事代替食品」の今年の市場規模は、この2年間で約14%増の1469億円に達する見込み。

 これまでは粉末を水に溶かして飲むタイプが主流だったが「食事やおやつ代わりに、しっかりと噛める商品が欲しいという要望が強い」(キリンヤクルトネクストステージ・マーケティング部の中川紅子(こおこ)さん)といい、「ダイエット中でも食べたい」女性を中心に、固形タイプに需要がシフトしているという。

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200805260027a.nwc

革・毛皮製品取り扱い/洗濯代行デリバリー クリーニングの新サービスが続々

2008 - 05/26 [Mon] - 00:00

革・毛皮製品取り扱い/洗濯代行デリバリー クリーニングの新サービスが続々

FujiSankei Business i.
2008/5/25

 衣替え前の5月は、クリーニング業界にとって1年で最大の繁忙期。しかし、単身世帯や働く女性の増加などを背景に、クリーニング店への世帯当たりの支出額は減少傾向にある。こうした中、個々のニーズに合わせた新サービスが登場し、新たな需要を掘り起こしている。

 ≪高度なしみ抜き≫

 購入してから汚れたときに悩むのが革・毛皮製品。ほとんどのクリーニング店では扱ってもらえない。それを解消しようと、ブランド古着のリサイクル店を全国展開するティンパンアレイ(東京都中央区)がクリーニング事業に乗り出した。

 同社が「ラグタグ」「rt(アールティー)」の店名で運営する古着リサイクルショップは、買い取った古着を全品クリーニングしてから販売しているが、「デザインの凝ったものほどトラブルが多発したことから、専門業者とのネットワークとケアのノウハウが蓄積された」(アールクリーニング部門の三好央悟(ようご)マネージャー)。

 アイテムや汚れに応じて最適なケア方法を選択できる強みを生かし、今年2月に新サービス「アールクリーニング」を開始した。一般衣料や革・毛皮、靴や時計の修理など幅広く対応し、一般店で“お手上げ”となるようなワインのしみ抜きや、日焼けによる変色の補正も引き受けてくれる。

 個室でゆったり、商品知識の豊富なスタッフが応対するのも特徴。三好さんは、「(ユーザーの中心である)40、50代の女性はブランド品に対する知識が深く、顧客と同じ目線で商品を扱うことを重視している」と強調する。

 シャツ1枚630円からと割高だが、「大切に扱ってくれる」という安心感から、お気に入りの逸品を持ち込む客が増えている。現在、rt銀座店(東京都中央区)とラグタグ渋谷店(同渋谷区)で受け付けており、年内には全12店で取り扱うようにするという。

 ≪米国流を手本≫

 一方、アピッシュ(東京都渋谷区)が手がける日本初の洗濯(水洗い)代行デリバリーサービス「ウオッシュ&フォールド」も好評だ。専用のバッグに洗濯物を入れて依頼するという米国流のサービスを手本に3年前に開始した。

 引き取り・受け渡しの配送を含む利用料は1バッグで2800円。バッグには洗濯物が6〜8キロ入り、洗濯・乾燥後たたんだ状態で届けられる。バッグごとに洗濯機を回すため、他の人の洗濯物と触れることはない。

 広報担当の三浦弘平さんによれば「バスタオルやシーツを定期的に出す人も多い」という。

 現在展開中の代々木店(渋谷区)と新宿店(新宿区)にはコインランドリーを併設し、セルフでの利用や持ち込みも可能だ。配送対象エリアは渋谷区など東京6区だが、6月上旬には10区前後まで拡大する。

 会員約4000人のうち6割は女性。「主婦の利用も少なくない。(日照時間の減る)梅雨時はコインランドリーの需要が伸びるので、洗濯代行サービスの拡大も見込める」と期待を寄せる。

 高度なシミ抜きなど、クリーニング店の持つ職人技は、リサイクル社会を構築する上で、ますます必要。用途に応じてクリーニング店を使い分ける人が増えれば、業界全体の活性化にもつながりそうだ。

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200805250002a.nwc

国交省 専門ガイド育成を提言 産業観光推進へ企業OB活用

2008 - 05/26 [Mon] - 00:00

国交省 専門ガイド育成を提言 産業観光推進へ企業OB活用

FujiSankei Business i.
2008/5/26

 地域活性化の新たな手段として産業観光振興が注目されているが、大きな課題が産業にも観光にも強い専門ガイドの育成だ。国土交通省は、ものづくりの現場見学などを地域観光の目玉とする「産業観光」を本格的に推進するため、地方自治体や地元企業、住民向けに産業観光振興のガイドラインを策定。愛知、岐阜両県などの先進事例を基に地域の歴史などに精通する地元企業OBらを案内役に起用することなど具体的なノウハウを盛り込んだ。

 産業観光は、トヨタグループを中心に製造業が盛んな東海地方で活発に進められており、地元企業OBのガイドへの活用にも積極的。例えば、同グループの発祥地である名古屋市の「トヨタテクノミュージアム産業技術記念館」が有名。国交省は同館を含めた28施設を調査・分析し、各施設の実例やガイド育成法などの「成功のポイント」を整理してまとめた。

 例えば、「ノリタケの森」(名古屋市)は明治期に建てられた陶器工場の煙突を公園のモニュメントに活用。館内に陶磁器への絵付けを体験できるコーナーを設置し、観光客に受けている。菓子店の「おかき屋辰心」(愛知県知多市)はガラス越しに製造現場を公開している。

 ガイドラインは、普段見ることがない複雑な製造工程や生産技術を、分かりやすい解説とともに見学してもらう工夫が必要と指摘。来訪者に現場の迫力を感じてもらう重要性を強調している。

 地元企業OBらを専門ガイドとして活用するトヨタの「産業技術記念館」を例に挙げ、来訪者の好奇心を満たせる専門ガイド育成の必要性を提言。このほか、▽専門ガイド養成用マニュアルの整備▽施設のテーマに合わせた商品販売▽近隣観光施設とのチケットの共通化−なども求めた。

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200805260003a.nwc

川越の地ビール「COEDO」 欧州の品評会で三ツ星

2008 - 05/25 [Sun] - 00:00

川越の地ビール「COEDO」 欧州の品評会で三ツ星
モンドセレクション 最高金賞も受賞
「世界に愛されるビールを」

 サツマイモなどを原料にした地ビールブランド「COEDO」を製造・販売している「協同商事・コエドブルワリー」(本社・川越市、朝霧幸嘉社長)は、欧州最大の食品品評会「〇八年度国際味覚審査機構(iTQi)」で「COEDO・紅赤」が最高位の「三ツ星」を、また欧州で最も古く権威のある食品コンテスト「第四十七回モンドセレクション」で「同・漆黒」が「最高金賞」を、それぞれ受賞した、と発表した。朝霧重治副社長は「今回の受賞を励みに、世界に愛されるビールづくりを目指したい」と語った。

 COEDOは、サツマイモを原料にした「紅赤」と麦芽百%の「漆黒」「瑠璃」「伽羅」「白」の五種類。

 今年のiTQiでは「紅赤」以外の四種類すべても二ツ星を獲得。モンドセレクションでも「漆黒」のほか、「白」が金賞を受賞した。

 〇八年度のiTQiの出品数は七百十品。このうち、三ツ星は六十八品、二ツ星三百九品、一ツ星百六十三品が選出されている。ビール部門の三ツ星受賞は五品。日本のビールは「紅赤」だけだったという。

 同社は、この欧州二大食品コンテストに昨年もCOEDOを出品。iTQiでは「紅赤」と「白」が三ツ星を受賞したほか、モンドセレクションでは「紅赤」と「瑠璃」が最高金賞を受賞するなどしている。

 同社は「iTQiはミシュランで三ツ星などを獲得したレストランのシェフらがブラインドにより審査します。世界の美食家や専門家から認められたことはスタッフや職人さんたちにとって大変うれしいことです」。

 「iTQi」は「INTERNATIONAL TASTE&QUALITY INSTITUTE」の略。

http://www.saitama-np.co.jp/news05/22/10e.html

メード・イン・町工場 金属パイプを加工した動物オブジェ

2008 - 05/24 [Sat] - 00:00

メード・イン・町工場 金属パイプを加工した動物オブジェ

FujiSankei Business i.
2008/5/24

 中小企業が集まる大阪市東成区の一角。航空機や電車の金属部品を作っている町工場の社長が、持ち前の技術を生かして金属パイプを加工した動物オブジェの制作を続けている。高さ2メートルを超える恐竜から手のひらサイズのウシまで23種類=写真。「いずれは動くオブジェを」と夢は尽きない。

 「桑田製作所」の桑田泰彦社長(61)。パイプをレーザー装置で切り出して曲げ、平均1カ月で完成。18年前からほぼ毎年、企業向けの展示会に出品している。

 なかでも恐竜は、頭から尾の骨格まで1本のパイプを加工して作った力作だ。1994年に大阪市で開かれた恐竜博では、主催者の希望で入り口に展示された。

 「海外の顧客の土産に」と取引先からの発注も多い。正月返上で60個のイヌを作った年も。「遊ぶことで技術が身に付く」と新作の候補を探す毎日だ。

 今までは丸パイプばかりだったが、幅30センチの角パイプを切断できる装置を昨年導入。ゾウやキリンなどの動物を「四角いイメージ」で作るべく奮闘中だ。ジオラマ仕立てで工場内に飾り“動物園”をつくる計画。将来はロボット技術を得意とする近所の工場とも協力し「口や首が動く恐竜を作りたい」と語る。

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200805240046a.nwc

石油元売り 家庭菜園に商機 農薬・肥料、団塊世代ターゲット

2008 - 05/24 [Sat] - 00:00

石油元売り 家庭菜園に商機 農薬・肥料、団塊世代ターゲット

FujiSankei Business i.
2008/5/24

 石油元売り各社が、退職した“団塊世代”の「家庭菜園」ブームを狙い、一般向けの農薬や肥料を相次ぎ売り出している。出光興産は自然界に存在する微生物を使い安全性を高めた肥料と農薬を、コスモ石油は植物の光合成を促進するアミノ酸入りの肥料を4月に発売した。ガソリン需要の減退と原油高で本業が苦戦するなか、石油を分解するための微生物の研究などをベースとしたアグリバイオ事業を強化し、収益源を広げるのが狙いだ。

 出光が売り出したのは、家庭菜園向けの「エコガーデンシリーズ」。農業肥料大手のハイポネックスジャパン(大阪市)を通じて販売する。

 農薬は納豆菌の一種を使い野菜や果物が病原菌に感染するのを防ぐ。肥料は植物の根から出る酸と同じ作用のある有機酸を配合し養分の吸収を高める効果がある。化学物質をほとんど使わない安全性が特徴で、価格は1103円〜1267円。

 出光によると、家庭菜園向け農薬・肥料市場は年160億円規模だが、大量退職した団塊世代の人気が高まっており、今後の市場拡大が期待されている。出光ではこれまで業務用に特化していたが、採算が取れると判断し参入した。3年後に家庭向けで3億円の販売を目指す。

 コスモ石油が発売したのは、「ALA」と呼ばれる天然アミノ酸を使った液体肥料。アミノ酸の働きで光合成を促進させ、植物の成長力を高めるのが特徴。7〜10日に1回の割合で、液体肥料約10ミリリットルに対し水1リットルで薄めて使う。価格は野菜や果物、花の栽培用で980円。

 両社が肥料・農薬などのアグリバイオ事業に力を入れるのは、事業の多角化の一環。

 出光のアグリバイオ事業は、1967年にバクテリアや酵母菌などの微生物を使って石油から食用可能なタンパク質を抽出する研究を進めたのがきっかけ。当時は世界的な人口増大に伴う食料危機が懸念されていた。結局、食用への実用化は実現しなかったが、この研究開発で蓄積した微生物の培養技術を応用し、微生物農薬の開発につなげた。

 コスモは90年代に本格的な研究開発に着手。もともと研究所の社員が自主的に取り組んでいたバイオ研究がきっかけで、「光合成細菌」と呼ばれる微生物を使い、アミノ酸をつくり出す技術を確立。03年からアミノ酸入りの肥料を業務用に発売したほか、土壌緑化や医療分野での応用など、用途開発を進めている。

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200805240033a.nwc

キャリアデザイン:「行きがいのある職場づくり」「コミュニケーションでまず信頼」

2008 - 05/23 [Fri] - 00:00

法政大学キャリアデザイン学部教授 宮城まり子

FujiSankei Business i.
2008/5/22

 ■行きがいのある職場づくり

 ■コミュニケーションでまず信頼

 ◆心の充実感が動機に

 「いきがい」には「生きがい」と書く場合もあれば、「行きがい」と表現する場合もある。後者の「行きがい」はすなわち、「行くかいのある所」を意味している。果たして働く人たちにとって、自分の会社や職場は「行くかいのある所」になっているだろうか。

 「行きがい」があると思える会社は、働くことの「生きがい」もある会社だといえるだろう。では、働く人たちにとってこうした「行きがい」「生きがい」のある会社とはどのような会社なのだろうか。

 その要因として、何よりも「お金」はまず第1に大切なものであることは言うまでもない。一生懸命働けば、働いた分(成果)が正しく評価され、労働に値する対価として適正なお金が与えられることは、大きな喜びであり、働く意欲にも必ずつながるものである。

 しかし、必ずしも人はお金のみに動機づけられて働くのではない。人間にとって働く目的には、お金以外にも大切な要因がある。

 それは、その職場で仕事を通して自分が一人の人間として大切にされ、尊重され、そして認められ、与えられた職務を達成することによって得られる「心の充実感」を得ることである。自分が仕事を通して少しでも社会やほかの人、会社や上司のために役に立ち、貢献できている存在であり、また、自分が成長していると実感できることは人の心を大いに満たし、仕事への動機づけにつながる。

 ◆温かい関係づくり

 加えて、「行きがいのある職場」の要因として、温かい人間関係が職場にあることが大切である。誰でも自分を受け入れてくれる人たちがいるような「心の居場所」を求めている。しかし、「自分の居場所がどこにもない」と訴える人が増えている。同じ職場で複数の人間が毎日一緒に働いているにもかかわらず、バラバラで心の触れ合うコミュニケーションもなく、孤独感を感じている人が多いのが実際である。心が触れあう温かいコミュニケーションがある職場では、互いに声を掛け合いながら励ましあい、慰めあい、「共感」しあうことが、普段から大切にされている。

 特に最近、職場のコミュニケーション不足から、誰にも相談できず一人で問題を抱えて悩み苦しみ、結果、抑鬱(よくうつ)症状から休職する事例を多く散見する。若い有能な30代の人たちのメンタルヘルス不全の増加が目立つ。こうしたメンタルヘルスの重要なポイントは、心の病気に罹患(りかん)するような人を出さないような職場、組織づくりにある。現代のようなコンピューター時代の職場のコミュニケーションは、皆が相当意識しながらできる限り「フェース・ツー・フェース」(対面式の)コミュニケーションを心がけることが大切である。

 情報を交換し合うにはメールが最も便利である。しかし伝える内容によっては、出向いて相手の顔を見ながら話し合うことを大切にしなければならない。つまり内容によってメールと対面の上手な使い分けを、いかに効果的にできるかが問われる。

 「ハイテク・アンド・ハイタッチ」は、高度情報技術が発展した情報化時代における人材マネジメント、人材育成に必要な職場の「キーワード」となっている。コンピューター時代だからこそ、部下をよく観察し、彼らの心理を深く理解し、互いに温かい心を通わせながら、いかに部下を動機づけ意欲を引き出し、そして持てる能力を最大限発揮させ、成果へと導くかが、職場のリーダーに問われている。生きがいのある職場、行きがいのある職場づくりには、信頼にもとづく心のコミュニケーションが欠かせない。

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200805220008a.nwc

個人情報保護に新グッズ続々 印字や模様で手軽に目隠し

2008 - 05/22 [Thu] - 00:00

個人情報保護に新グッズ続々 印字や模様で手軽に目隠し

FujiSankei Business i.
2008/5/22

 個人情報保護への関心が高まるのに伴い、あて名部分を印字で消すなど手軽で安全なプライバシー保護文具が続々と登場、人気を集めている。

 文具メーカー「プラス」(東京都港区)が昨年12月に発売した個人情報保護スタンプ「ケシポン」は、自宅に届いたダイレクトメールの表面にポンと押すだけの簡単タイプ。家庭用シュレッダーのように細かいゴミが出ない上、子供でも扱える。文字を読めなくする秘密は、印面に特殊な配列で並べたBやGなど形が入り組んだ10種類のアルファベット。100パターン以上を試した末の自信作で、隠したい文字にスタンプの文字が重なることで“目隠し”の効果がある。

 手のひらに乗るサイズで、997円。発売直後から品薄が続き、「初年度の販売目標60万個は達成できそう」と開発担当者は話す。さらに早くも同様の商品が4社から登場。中にはミッキーマウスのシルエット型にアルファベットを配置したユニークなスタンプもあり、こちらも好調な売れ行きだ。

 一方、履歴書やカルテといった書類の持ち運びや保管に便利と好評なのが、プラスが昨年10月に発売を始めたクリアファイル「カモフラージュホルダー」。個人客だけでなく、企業や役所、医療機関から数百〜数千枚単位で依頼があるという。

 こちらは表面に施した独自の幾何学模様に目隠し効果があり、中に入れた書類の文字が読めなくなる。見出しのような大きな文字は判読可能で、中身は見分けられる。1枚73円で全10色。

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200805220080a.nwc

百貨店 エコもお洒落に

2008 - 05/22 [Thu] - 00:00

百貨店 エコもお洒落に

FujiSankei Business i.
2008/5/22

 環境月間の6月を前に、百貨店各社が「エコ(環境保護)」をテーマにした衣料やアクセサリーの販売を強化している。従来はエコバッグやはしが主流だったが、消費者の意識の高まりを受け、品ぞろえを拡大。環境保護に貢献するとともに、簡素なだけでない“おしゃれなエコ”を売り込みたい考えだ。

 西武百貨店は21日、「スタイリッシュエコフェア」をスタート。池袋本店では各階に特設コーナーを設け、有機栽培綿「オーガニックコットン」を使った洋服などを並べた。環境負荷が少ないだけでなく、デザイン性の優れた商品を集めたのが特徴で、27日からはファッション誌「ハーパース・バザー」監修の売り場も期間限定で設ける。

 21日から26日まで天然原料を使うなど環境に配慮する化粧品ブランドを集めた催事も開催する。

 同社が力を入れるのは、企業の社会的責任に加え、潜在的な需要を見込んでいるためだ。オリジナルのエコバッグは2007年度の売り上げが前年比40%増。有楽町など若い女性が多い店は特に好調で、「環境保護に熱心でなくてもおしゃれなデザインなら買いたいという人は多い」(同社)と分析する。

 高島屋も6月から「I LOVE THE EARTH」キャンペーンとして、携帯電話のボタンで作ったブレスレットなど環境に配慮したアクセサリーや寄付付きのサンダルなどを販売。「昨年より環境に配慮した商品を増やす」(広報IR室)方針だ。

 エコバッグでも松屋銀座はオーダーメードの商品を販売。フランスの倉庫に眠っていたテント生地を利用。価格は1万6000円からだが、修理は無料で、同社は「長く使ってほしい」と話す。

 伊勢丹と三越は、アナ・スイなど有名デザイナーが寄せたイラストをTシャツにして受注販売。代金5000円のうち1000円を森林再生などを行う有限中間法人に寄付する。

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200805220018a.nwc

中小支援に316カ所 地域力連携拠点を選定 経産省

2008 - 05/21 [Wed] - 00:00

中小支援に316カ所 地域力連携拠点を選定 経産省

FujiSankei Business i.
2008/5/21

 経済産業省は20日、円高や原油高などで経営が悪化する地域の企業を支援するため、中小企業診断士ら専門家が常駐して無料相談や取引先の紹介を行う「地域力連携拠点」に、各地の商工会議所や金融機関など316カ所を選定した。30日から相談受け付けを始める。

 支援内容は企業の財務内容や業績見通しの分析、新ビジネスの提案など。各拠点の地元の農協や大学、職業訓練校といった約2000の団体などが、相談企業の資金調達や人材確保でも協力する。

 「コーディネーター」と呼ぶ相談員は合計800人を配置。うち370人は金融機関などの職員が兼務するが、430人は大企業OBや税理士など外部の人材を登用する。

 各拠点の活動内容は経産省が毎年評価して競わせ、レベルアップを図るのも特徴だ。

 経産省が支援団体を募集し、応募した401カ所から支援内容などを基に316カ所を選んだ。同省は、支援事業のため本年度52億円の予算を計上、人件費などに活用する。

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200805210002a.nwc

コメ日本一の評価復活願い、低農薬「清なる菊池川」

2008 - 05/19 [Mon] - 00:00

コメ日本一の評価復活願い、低農薬「清なる菊池川」

2008年05月17日

 九州環境保全型農業協同組合(菊池市)が菊池川流域で収穫された菊池米の詰め合わせ「清(せい)なる菊池川」の販売を始めた。農薬や化学肥料をほとんど使用せず、食の安全にこだわった。

 菊池市内の農家5軒が有機農法で生産したヒノヒカリ3キロと、古代米60グラム。生産者名や使用農薬を明記した紙も同封し、安全・安心を強調した。甘みと粘りのバランスがよい味という。

 市内の旅館などで4月20日から試しに3千セット(計9トン)の販売を始めた。今後は販路を県外に拡大し、菊池川流域の山鹿、玉名両市内での生産者も増やす。11年の九州新幹線全線開業で増加が見込まれる観光客に、土産品としてアピールしていく。

 同組合によると、菊池米は江戸時代以降、戦前までは菊池川が育んだ豊かな土壌でとれた「日本一の味」と人気があり、安定した生産量で関西などに出荷され、米相場に影響を与えた時代もあった。だが戦時中に食糧管理制度が導入されて価格が国に管理され、菊池米のブランド力も落ちてしまったという。

 農薬や化学肥料を減らす自然農法に取り組み01年設立された同組合の農家が「菊池米のブランド力を復活させよう」と有機農法で栽培。4月の発売にこぎつけた。

 水元征雄・代表理事組合長は「栽培方法や味など改良すべき点は多い。健康面にこだわり、消費者から信頼される米を提供したい」と意気込んでいる。問い合わせは同農協(0968・26・5563)へ。

http://www.asahi.com/business/update/0517/SEB200805170001.html

「ご当地妖怪」町おこし起用 鬼婆が人気キャラに/伝説発掘も

2008 - 05/18 [Sun] - 00:00

「ご当地妖怪」町おこし起用 鬼婆が人気キャラに/伝説発掘も

FujiSankei Business i.
2008/5/17

 133体の妖怪像が並ぶ鳥取県境港市の「水木しげるロード」は、今年のゴールデンウイークも約23万人の観光客でにぎわった。衰えない妖怪ブームにあやかり、地元出身の「ご当地妖怪」を町おこしに担ぎ出す動きが広がっている。

 ≪イメチェン奏功≫

 小さな角と牙、愛嬌(あいきょう)ある目の「バッピーちゃん」は福島県二本松市のテーマパーク「安達ケ原ふるさと村」のマスコット。モデルは妖怪「安達ケ原の鬼婆(おにばば)」で、鬼婆そのものだった初代からイメージチェンジして一躍人気者になった。

 仕える姫の病気を治すため人の心臓が必要と信じ込み旅人の命を奪っていた女が、誤って自分の娘を殺してしまい、狂気のあまり鬼になってしまった…。もとになった伝説は悲しくも恐ろしい。

 武家屋敷や水車小屋を再現した「ふるさと村」は開園当初から鬼婆をマスコットにしたが、初代キャラクターは「ちょっと怖かった」(担当者)。人気はいまひとつで、約10年前に降板した。

 バッピーちゃんは塗り絵、キーホルダーなど関連商品が子どもに受けた。担当者は「集客効果に一役買っている」と、さらなる活躍に期待する。

 ≪東京出身の雪女≫

 雪深い山里で村人を凍えさせると恐れられた「雪女」。各地に残る伝説の中で、作家小泉八雲の「怪談」に登場する雪女は、当時の東京都調布村(現青梅市)出身の人物が口述したものだ。

 地元の寺の住職から伝説として聞かされた青梅商店街の横川秀利さん(72)らが「怪談」にこれを裏付ける記述を発見。商店街内にあった博物館2階に「雪女の部屋」を作り、雪女のふすま絵や研究成果を展示した。

 市内の橋に「雪おんな縁(ゆかり)の地」との石碑も設置し、妖怪ファンも訪れるようになった。横川さんは「観光客が増えるだけでなく、話題が増えて市民の心が豊かになった感じがする」とほほ笑む。

 ≪二番せんじは嫌≫

 徳島県三好市出身とされる妖怪は、ゲゲゲの鬼太郎で有名な「こなきじじい」。前掛け姿で赤ん坊のような姿だが相手に抱きつくと重くなる。2001年に地元ボランティア団体が高さ約90センチの石像を作った。

 世話人の平田政広さん(55)によると、最近は若いカップルや親子連れも石像目当てに訪れる。子どもの成長の願掛けなのか、賽銭(さいせん)も置かれるようになったという。

 当初、ほかの鬼太郎キャラクターを前面に押し出すことも検討したが、「結局二番せんじになる」のでやめた。今は地元由来の「やまじじ」など別の妖怪伝説を発掘し、第2の「ご当地妖怪」にするべく奮闘中だ。

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200805170022a.nwc

家庭で本格的な味 各社コーヒーメーカー

2008 - 05/17 [Sat] - 00:00

家庭で本格的な味 各社コーヒーメーカー

FujiSankei Business i.
2008/5/16

 本格的なコーヒーを家庭で手軽に楽しみたい人にぴったりのコーヒーメーカーがある。水と豆を入れてセットするだけで、風味あふれるおいしいコーヒーができる。持ち運びもでき、保温力が高いポットを使った商品もあり、生活スタイルに合わせて選べる。

 象印マホービンの「珈琲通(EC−FS60)」は、最初から約95度の熱湯でコーヒーを抽出する。ヒーターで水を2回加熱して、蒸気で豆全体を十分に蒸らしてから抽出するため、芳醇(ほうじゆん)なコーヒーが楽しめる。水タンクやフィルターケースは外せるので手入れも簡単。コーヒーカップ6杯分まで作れる。希望小売価格は6300円。

 メリタジャパン(東京)が販売するのは「アロマサーモステンレス」。最適な温度の熱湯だけを使い、90度以下のお湯は水タンクに戻す仕組み。ステンレス製の保温ポットに直接抽出するので煮詰まることがなく、いれたての香りや味を楽しめる。約10分で自動的に電源が切れるので、消し忘れの心配がない。5杯用で希望小売価格は1万500円。

 サーモス(東京)の「真空断熱ポットコーヒーメーカー」=写真(下)=は、魔法瓶構造のポットに直接コーヒーを抽出する。風味や香りを損なわず保温でき、好きな場所に持ち運べる。メッシュフィルターが付いていて繰り返し使える。給水タンクは取り外しができ、ポットの栓は内側まで洗えるので衛生的だ。約8杯用。オープン価格で、実勢は1万2000円前後。

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200805160057a.nwc

顔認識をマーケィング活用 広告にカメラ取り付け性別・年齢をデータ化

2008 - 05/10 [Sat] - 00:00

顔認識をマーケィング活用 広告にカメラ取り付け性別・年齢をデータ化

FujiSankei Business i.
2008/5/9

 体の一部の特徴から個人を特定する生体認証のひとつである「顔認識技術」をマーケティングや広告宣伝に活用する動きが広がっている。本来はセキュリティーシステムに使われる技術だが、商業施設内などの広告に取り付けたカメラで、前で立ち止まって広告を見た人の性別や年齢を識別しデータ化。効果的な売り場のレイアウトや広告宣伝に生かす仕組み。IT(情報技術)各社が相次いでシステムを開発し、売り込んでいる。

 NECは昨年、広告に取り付けたカメラで顔認識技術で性別や年齢を識別しデータ化するシステムの販売を始めた。

 システムを導入した商業施設は「何歳くらいの男性あるいは女性がいつどこの広告をどれくらいの時間見たか」などを把握。このデータを基に、ターゲットの客層が多い場所に商品を配置するなど売り場をレイアウトできる。

 さらに同社は客層データと電子広告モニターを連動させるシステムを今年度中に開発し商品化する予定だ。

 新システムでは、データに基づき、「若い男性が多い場所」や「高齢者が多い時間帯」などを特定。モニターに時間帯や場所に応じた広告を配信するもので、「広告主はターゲットを絞った効率的な広告宣伝ができる」(NEC)という。

 オムロン(京都市)と富士フイルムグループの富士フイルムイメージテックも、客層データと広告モニターを連動させるシステムの販売を始める。

 今年夏に発売するオムロンのシステムは既存の監視カメラやモニターに客層を分析するシステムを追加するだけで済み、追加費用は数百万円程度という低コストが特徴だ。

 ソーシアルセンサ事業統括部の久保文彦事業統括部長は、「新しい認識システムで、2010年度に100億円の売り上げを目指す」と意気込む。

 富士フイルムイメージテックのシステムは、オプションでタッチパネル機能を追加し、電子広告に触れると商品の詳しい情報を提供できるようにする。

 新たな用途拡大で成長が期待される顔認識システムだが、課題も多い。NECでは「消費者に加え、ユーザーの商業施設や広告代理店でもピンとくる人はまだ多くない。カメラをさらに小型化しないと消費者が緊張してしまう」と指摘する。個人情報管理の問題もあり、各社では認知度アップと普及促進に力を入れる考えだ。

                          ◇

【用語解説】顔認識

 カメラの映像から人の顔を認識するシステム。目や口の凹凸、明暗差などの特徴から事前に登録した人物かどうかを特定することができる。最近は顔の骨格やしわ、たるみなどを解析することで、年齢や性別など、人の属性も推定できるようになった。

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200805090007a.nwc

<環境行動>日本は11位…外食多く、車は1人乗り 米協会

2008 - 05/08 [Thu] - 00:00

<環境行動>日本は11位…外食多く、車は1人乗り 米協会

2008年5月8日
毎日新聞

 日本人の環境意識や行動は、温室効果ガスの主要排出14カ国中、11位とする調査結果を米地理学協会(本部・ワシントン)が7日、発表した。1位はインドとブラジルで、最下位は米国。日本は輸入食材や外食の利用が多く、灯油を暖房に使うなど、特に食・住生活の面で、環境への悪影響が大きいライフスタイルだという。

 省エネ家電の利用や車の所有状況など日常生活の数十項目について、同協会が今年1〜2月、各国1000人ずつインターネットで調査。環境と調和した生活ほど高得点になる同協会の指標「グリーンデックス」(100点満点)で評価した。

 その結果、インドは肉の消費量が少なく、ブラジルは住居に個室が少なく暖房をほとんど使わないため、食品、住宅部門でそれぞれ首位を占め、総合評価でも1位となった。

 一方、日本は外食や加工食品の利用が最も多く、食品部門は最下位。断熱効果を高める住宅改修や省エネ型の家電導入率も最低で、住宅部門も13位だった。

 また、ハイブリッド車の購入意欲が低く、マイカーの1人乗り増加などから交通部門で6位。修理より新しい物に買い替える傾向が強いことから消費財部門も5位。環境団体への寄付や活動への参加など、意識の面でも14カ国中最低だった。同協会は「自分が生きている間に温暖化で生活が悪化する、と思う日本人が回答者の3割と少ないためではないか」とみている。

 同協会によると、対象14カ国で世界の人口の55%、エネルギー消費量の75%を占める。

http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/mainichi-2008050800m136/1.htm

オフィス「置き菓子」参入続々 仕事の息抜きに商機

2008 - 05/07 [Wed] - 00:00

オフィス「置き菓子」参入続々 仕事の息抜きに商機

FujiSankei Business i.
2008/5/6

 ■高層階など“商圏”争い

 オフィスに菓子類を詰めた専用の箱を置き、売れた分だけ代金を回収する“置き菓子”サービスが錫かなブームになっている。オフィスの高層化などが進み、外に出て買いに行くのが面倒なOLや中高年男性の人気を集め、菓子業界などの参入が増えている。少子化で子供向け菓子の売り上げが落ちるなか、オフィスでの需要を狙ったのが当たった。オフィスの“商圏”争いも激化しそうだ。

 置き菓子はお菓子が数種類入った専用のボックスを職場に置き、食べる人は一個につき100円程度の代金を払って取り出す仕組み。担当の販売員が週に1回程度、商品の補充と代金回収に出向く。「富山の置き薬」や「野菜の無人販売」に似たビジネススタイルだ。グリコが2002年にサービスを始め、菓子市場の2割を占めるとされるオフィス需要拡大の契機となった。

 ロッテは首都圏の一部地域での試験販売を経て、今年から本格展開に乗り出した。年内に専門の販売担当を100人確保し、都心のオフィスを中心に専用ボックスを1万台設置する計画だ。「一台につき月平均3000円〜4000円の利用を見込み、年間で4億円以上の売り上げを目指す」(運用会社オアシスプラネットの山口亮(まこと)さん)という。

 森永乳業は今年からヨーグルトやプリン、牛乳などを提供するサービスに本格進出した。オフィスに専用の冷蔵庫を置き、系列の牛乳販売店が早朝の牛乳配達を終えた昼間に商品補充や集金に回る仕組み。「人員や設備を増やさずに全国展開できる」(市乳事業部の住田顕昭(けんしょう)さん)ため“一石二鳥”の取り組みだ。年内に1万台の設置を目指し、牛乳やヨーグルトなど毎日利用してもらえる商品が多いことから、売上高も一気に年間20億円程度を見込んでいるという。

 6年前に先行参入し、迎え撃つ形となったグリコも強気だ。置き菓子事業では業界トップの10万台、年間30億円を稼ぎ出すが、「今年度は設置数、売上高ともに前年度比2割増を目指す」(広報IR部)と意気込む。これまでに専用の冷蔵庫でアイスクリームや飲料などを提供するサービスも始め、収益性の高い大都市圏に絞った展開を強める考えだ。

 全日本菓子協会によると、07年の菓子の生産額は前年比4億円減の2兆3668億円。15年前から2000億円ほど縮小している。矢野経済研究所は「人口の減少や少子化の影響で、大幅な拡大を期待するのは難しい」と指摘。新しい需要の獲得に向けて、大人や男性、オフィスをターゲットにした動きが加速しているという。

 今後、置き菓子への参入企業が増えることで売上げの見込める「高層ビルの上部階など条件のいいオフィス」(江崎グリコ)の取り合いが始まることも予想され、社員の支持を集める品ぞろえやきめ細かいサービスが課題となりそうだ。

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200805060005a.nwc

殺虫剤なのに「フルコース」「プレミアム」…“ユニーク系殺虫剤”が相次ぐ理由

2008 - 05/03 [Sat] - 00:00

【トレンド】殺虫剤なのに「フルコース」「プレミアム」…“ユニーク系殺虫剤”が相次ぐ理由

 そろそろ殺虫剤が必要な季節が近づき、メーカー各社が新製品を相次いで発表。以前に「お部屋の4角にチュッとするだけで蚊に刺されない空間を作るスプレー」(アース製薬)を紹介したが、実はこれ以外にも、ユニークな機能と名称を持つ殺虫剤がどんどん出てきている。

 “グルメなゴキブリを徹底研究“と銘打たれ、ナイフとフォークが描かれたパッケージが印象的な「ゴキブリレストラン」(アース製薬)、“ゴキブリ好みの7種の極上ブレンド”をうたう「ホウ酸ダンゴ プレミアム」(フマキラー)……。いったい、殺虫剤業界に何が起こっているのだろうか。これらユニーク商品の誕生の秘密を探った。

ゴキブリにもグルメは必要!?“効く”殺虫剤にこだわるアース製薬

 アース製薬の新製品で最も目を引くのは、ゴキブリの味覚に注目したという「ゴキブリレストラン」だ。何と、3つの味の毒餌が入っていて、ゴキブリが好みの味を選べるようになっているのだ。それだけ見ると、まるでキワモノのようだが、実はこの商品、20年以上前から行われていた実験に基づいた、画期的な商品なのだという。

 「昔、ホウ酸ダンゴは砂糖とでんぷんの塊だったんです」と、開発当時を振り返ってくれたのは、アース製薬・研究開発本部長であり、農学博士でもある根岸務氏。根岸氏はそんな白玉団子のようなモノをゴキブリは本当に好きで食べているのか、と疑問に思い、様々な味の団子を作ってゴキブリに食べさせる実験をしていたのだという。「その時に、さまざまな面白い結果が出たんです。例えば、研究室で飼っているゴキブリと家庭のゴキブリでは好みが異なるとか、チャバネゴキブリとクロゴキブリでも好みが違うとか。さらに、ゴキブリは成長過程でも好みが変わることも分かったんです」(根岸氏)。

 独自開発の置き場を選ばない六角形容器に即効成分フィプロニルを配合した三種類の味の餌が収納されている。

 その研究成果を踏まえて製品化したのが、「ゴキブリレストラン」。クロゴキブリの老齢幼虫やチャバネゴキブリの幼虫が好きな肉味、クロゴキブリの若齢幼虫やチャバネゴキブリの成虫が好む野菜味、クロゴキブリの成虫やチャバネゴキブリの幼虫・成虫が好むデザート味の3種類を用意して、種類や成育環境、成長過程の異なるゴキブリに対応する。これらをハンバーグのように混ぜてしまうと肉の味が強くて他の味が負けてしまうため、ゴキブリの幅広い食の好みに対応できないという。「この研究成果はアース独自のものなので、他に類似製品はないと思います」と根岸氏は胸を張る。

 同社の「お部屋の4角にチュッとするだけで蚊に刺されない空間を作るスプレー」も技術的には10年前にすでにあったそうだが、発売までに時間がかかった。それにはワケがある。一つは、どのような売り方をしてよいのか分からなかったのだ。それを解決したのが、ユニークな名称で、機能を全て名称で説明してしまうというアイデアだったという。電池式の「ノーマット」とユーザーを取り合うのではないかという心配もあったそうだが、「考え過ぎたり、自社製品同士での食いあいを心配したりして躊躇すると成功しないんです」(根岸氏)。商品が増えれば選択肢を広げることになるわけで、それをプラスに捉えていることが、最近相次いでユニーク商品が投入されている理由の一つだろう。

 新製品「アースノーマット 60日セットツートンBR」は、インテリア性を考えたデザインが特徴。ノーマットシリーズではブタをデザインした容器も好評だったそうだが、赤と黒のツートンカラーに直方体のスッキリしたボディは、殺虫用具というより雑貨に近い。通常のものより高価にも関わらず売れているのは、ユーザーのインテリアへの意識の高まりが、殺虫剤にまで及んでいるからだといえる。

 また、業界全体の傾向としては、安心・安全というイメージから殺虫成分を含まない製品が増えているが、根岸氏は「うちはあくまで殺虫剤メーカーですから」と言う。市場は拡大傾向にはあるものの、決して大きくはないそうだ。「当たり前ですが、殺虫剤のほうが効くんです。ただ選択肢として、市場の要求もあって発売しているのが、天然ハーブ配合商品」と言う。“ハーブ成分が虫の触覚に入って神経を興奮させることを利用し、虫を嫌がらせて寄せ付けないようにする”というのが、一連のハーブ配合商品の仕組み。虫によって効くハーブが違うので、製品の香りも違うという。

 安心・安全という意味では、「アースガーデン野菜と花を水あめで守るスプレー(あめんこスプレー)」のように、水あめで、野菜や花をアブラムシやうどんこ病から守る製品も商品化している。使われているのは水あめだから安心なのだが、水あめが酸素を遮断して虫を窒息死させる、れっきとした「殺虫剤」。植物を加害する虫を殺す事ができるから分類上農薬になるのだ。これも同社が発見したものだという。

 キンチョーの「虫コナーズ」のヒットに対して、独走は許せないと発売した「バポナ虫よけネットW」は、かつて発売を見送った製品だったそうだ。後追いになるだけに、製品名に「バポナ」という同社で最も強力な製品に付けられている名称を付け、その効果をアピール。「アリの巣コロリ つぶジェルスプレー」は、スプレーの薬剤をジェル状にすることで、葉や壁から薬剤が流れ落ちない。ジェル状なのにスプレーできる秘密は、ゲルインクのボールペンと同じ、動いていると流動性が高くなり、静止状態だと固まるジェルだという。ユニーク系の商品の内幕は、技術とアイデアが高度に結びついているのだ。

プレミアムな半生タイプは食いつきがいい!?殺虫成分不使用の“予防”にも注力するフマキラー

 ユニークな新商品では、フマキラーも負けてはいない。

 一瞬、「何がプレミアムなの?」と疑ってしまいそうになるのが、「フマキラー ホウ酸ダンゴ プレミアム」。「広島の研究所で、ゴキブリに試食させて得たデータを元に、ゴキブリが好む7つの食材を配合。ゴキブリが食いつきやすい柔らかな半生タイプです」(フマキラー・マーケティング部 課次長の大岩一弘氏)。

 面白いのは、ケースの形状が三角形のコーナー用、狭い空間に置く長方形のすきま用、正方形のどこでも用の3種類もあること。置く場所によってケースを選べると同時に、パッケージ的にも、この3種類の形違いのケースを上手く並べることで、従来16個(8個×2)しか入らなかった商品パッケージに18個(9個×2)入れられるようになったという。パッケージのサイズはそのままで、2個増量になっているわけだ。「毒餌式のゴキブリ用殺虫剤も色々ありますが、ホウ酸ダンゴは根強い人気があります。昔から使われているという信頼感があるのでしょう」と大岩さん。あちこちにたくさん置くことで安心するという人もいるという。

 誘引系の殺虫剤では、「コバエ激取れ」もインパクトが強いネーミング。しかも、これは、ニオイだけでなく、製品の色や形でもコバエを誘うようになっている。コバエが好む黒をボディカラーに、形状は多くの研究者が飛翔昆虫用トラップとして使ってきた「マレーズトラップ」の原理を応用。置くだけで、コバエが“激取れる”製品になっている。

 「おすだけベープ」は、部屋でワンプッシュするだけで、その部屋の中では12時間蚊取り効果が続くという製品。要するに「どこでもベープ」などのように電気でファンを回して薬剤を部屋中に行き渡らせるのではなく、スプレーで噴霧して、部屋中に薬剤を拡散させるという製品だ。

 「粒子径5ミクロンと小さくて軽い成分がすばやく拡散し、部屋中を漂います。蒸散性が高いので、床や壁に付いた薬品が再蒸散して効き目が持続するわけです」と大岩さん。この、粒子を細かくする技術と、噴霧の方法を考えるのに時間がかかったのだそうだ。この「おすだけベープ」は、部屋に置いておくスタンドタイプと、持ち運びに便利なスプレータイプの2種類が発売されているが、取り換え用の中身は同じ。つまり、一度、それぞれのタイプを買っておけば、後は、持ち運びも据え置きも同じ中身を使うことができる。

 さらに、「『おすだけベープ』のようなスプレータイプはすぐに部屋中に拡散しますが、その後ゆるやかに効き目が減っていきます。一方、電気の力で薬剤を蒸散し続けるリキッドタイプは薬剤が部屋中に行き渡るのに少し時間がかかりますが、一度行き渡ると、その状態をキープし続けます。薬剤が蒸散し続けるのが気になる方であれば、『おすだけベープ』は使用した後にドアや窓の開け閉めが少ない就寝前に、リキッドタイプは開け閉めの多い昼間に、という具合に使い分けることも可能です」と大岩さん。使っている殺虫成分は違うそうだが、効き目そのものはそれほど変わらないという。

 安全・安心志向を意識し、この「おすだけベープ」にしても、体内で分解されて無害になる薬剤を使っているのだそうだ。「日本の殺虫剤の基準はとても厳しいので、もともと安全性が高いんです」と大岩さん。しかし、ライオンの「バルサン氷殺ジェット」のヒット(その後、引火事故により回収)からも分かるように、殺虫成分を使わない製品に対する消費者のニーズは高い。そこで同社は“凍らせて殺す”タイプでありながら、引火性の低いガスを使うことで安全性を高めた「瞬間凍殺ジェット」を商品化。販売店の反応が非常に良いという。

 さらに、「私たちは予防商材と呼んでいますが、殺虫成分を使わない虫よけの製品も、注目度が上がっています」と、大岩氏。その代表的商品である、「虫よけ天然ハーブ」シリーズも好調なのだという。面白いのは、天然ハーブを使った虫よけなのだが、香りはハーブそのものではなく、4種類の香りから選べるようになっていること。人気は、クール・アップルミントとリフレッシュ・グリーン。爽やか系の香りが人気を集めるのだそうだ。「虫よけの効果もある芳香剤、という感じで使ってもらえるようにしています」(大岩氏)

 殺虫成分を使わない製品としては、「ダニよけトマトパワー」も面白い。トマトの熟れた実の中に含まれる「ファルネシルアセトン」という成分にダニ除けの効果がある事を発見。100%食品成分で作られた、安心して使えるダニ除けができたのだという。「子供やペットがいる家庭ではとても喜ばれているようです。ニオイもなくベタつかないので、畳やマット、布団にも使えます」(大岩氏)。この成分も殺虫剤を使わずにダニ退治ができるかどうかの実験で様々な成分を試す過程で見つけた、ダニ対策は赤ん坊がいる家庭ほど深刻な問題なので、この発見は大きいのではないだろうか。

 「殺虫成分を使わない商品の市場は大きくなってきているのですが、まだそれほど増えてはいないんです。それでも、安全や安心への関心は高まっているので、そういう製品もアピールしていきたいと思っています」と大岩氏が言うように、消費者が殺虫剤に求めるものも変わってきている。一見、ユニークな名前や機能の殺虫剤も、実は、その変化の中で生まれた製品なのだ。

5月3日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080503-00000017-nkbp_tren-ind

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